GAASTRA IQ 2011 J39 野口貴史プロ インプレッション
本格的に販売がスタートしたGAASTRA IQ。かなり乗り込んでるJ39 野口プロのインプレッションが届いているので、アップいたします。ご参考になさってください!
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「グラフィックデザインを見て斬新で新鮮な感じで何もかも新しく評判もとても良いです。早めの到着(4月)だったので、嬉しいことに例年の夏ならほとんどテストすることができない御前崎の冬の風でも色々テストすることができました。ライダーとしても正確な情報を伝えることができるので、なんとも嬉しい限りであります。
IQ到着の翌週は連日御前崎は吹き続け、4,0㎡オーバーという真冬と全く変らないコンディションでテストを行なえ、スペシャルウィークを堪能できました。そして、御前崎フリークにはたまらない事実が明らかになりました。
4本バテンという新しいコンセプトの導入はどうなのか?4本バテンの使用感が非常に軽いのは最近では当然である、実際に2010マニックも3㎡台の小さなセイルは4バテンであった。ただ5㎡までの4本バテンは?セイルサイズの大きさからくるドラフトの固定は?トップがバタバタするだけではないのか?フォイルの安定感が保てるのか?コンパクト化されたことによるフィーリングの違いが非常に心配でもありました。
しかしながら、実際に使ってみると、今までに使ったことの無いような軽さ、しなやか、そして適度なセイルの手ごたえ(貯めている風を感じることができる)が備わり、かなり良い手応えを感じました。その感覚は私だけでなくライダーの山本修二や石原智央、使った人間が口を揃えて好評価を出したことで、間違いでは無いということを確信できた。
4、0㎡の強風時に使った山本は「このセイルなら強風時のバック系のジャンプも怖くない、バンバンいけそうだと!!」と言った。そう、それだけフィーリングがソフトで安定性があるので振り回されない。また、波乗りで少し伸びるようなターンをしてしまっても常にセイルにソフトなパワーが残り、技術が上がったかのように感じます。逆にタイトなターンを行なってもセイルパワーがしなやかにボードに伝わるのでドライブ感が増すという良い傾向があります。
5本バテンのラージサイズはもともと今までのセイルが5本バテンだったので大きなリアクションというものはないが、フリスタ対応ということもあり、4本バテンのスモールセイルとは若干フィーリングが異なった。4本バテンと比べると少しパワーを感じ、何処でもセイルのパワーを使えるように若干トルクのあるように作られたのだと思う。
オンショアにもずいぶん良さそうで、5,7㎡、5,3㎡をともにアンダーでも良く走り、良く飛べる。そしてセイルパワーをボードに伝えやすいというのはスモールセイルと同じコンセプトのようだ。石原プロも大変気に入っている。営業の大石と強めにダウンをかけるテストをしたところ、ずいぶんパワーが減少した。オーバーになればダウンのテンションを強めることでかなり対応してくれそうだ。
IQはセッティングによる違いが出せるのがかなり魅力である。私と石原プロのセッティングの好みは違う。私はどちらかというとセイルパワーをあまり感じない方が好みで石原プロはパワーを感じるのが好みである。乗り方・体重・体格の違いによりセッティングが異なるからだ。しかし、お互いにセイルを交換しても決して乗りづらいということはなく、なんとなく対応できてしまう。つまりセッティングの幅が大きいということ、また非常にオートマティックなセイルであることがわかった。アンダーなのかオーバーなのかが正直わかりづらくなるほど対応風域が広いです。
また、4,7㎡が370と400マストのどちらも対応することが気になるところでしたが、結果、石原プロは370(75)がお気に入り(しなやかでパワーを重視)、私は400(100)がお気に入り(どちらかというと軽くフリーライド的な乗り味)となった。好き好きあるにせよ、この2本の多少ベントカーブの異なるマストどちらでも欠点が見えなかったので、ブランドを超越した多くのマストに対応するのではないかと思います。
とにかく風の流れがよく、チューニングが簡単なセイルです。WAVEスクールを営む私自身、自信を持ってお勧めできると感じました。」
IQライダー1号 J39野口貴





