言語と社会の関係
・社会言語能力…言語を数学のような理論で解釈しようとする。
・言語人類学…言葉を通して文化を読み解こうとする学問。
・フィールドワーク…文献調査や聞き取り調査、アンケート調査等、客観的な成果を挙げるための調査技法。
・サピア=ウォーフの仮説…サピアさんとウォーフさん共同の仮説。『言葉が通じるのはその言語を使用するコミュニティーに共通の価値観や行動理念があるからであり、単に意味と機能の解釈だけでは、使用できず、文化コードを理解していなければならない』という考えです。
→例:夫「お~い、お茶」妻「は~い」という場面。
共通の価値観/文化コード…「お茶を持ってきてください」といわなくても「お茶」だけで、妻は夫が何を望んでいるかがわかる。
この価値観を共有していないと、「お茶」が何なのか、何をどうすればいいのか、わからない。

・言語接触:異なる2つの言語が1つの社会で接触したら、どうなりますか?
→バイリンガルが出現します。
・バイリンガル…2言語の使用能力があることですが、その双方の元下の使用能力は一般的に同じではない。
→一人の人が2つの言語を使用するとき、公的な場で使われるのを『高位言語(H言語)』、私的な場で使われるのを『低位言語(L言語)』といいます。
・ダイグロシア…2つの言語(言語変種)を使い分ける状態。
・言語消滅…日本語との接触によって、アイヌ語が衰退してしまったという例がある。方言を使用する人口も減ってきているという例もある。
・ピジン言語…『複数の異なる言語を使用する集団がコミュニケーションをとるために、一方の、あるいは双方の言語や音声や文法を著しく単純化させた表現が、ある程度規則化されて使用されるようになった時の言語。
・クレオール…ピジン言語が母語となったとき。通称や植民地支配に伴って発生する場合が多い。
・言語計画…国家の統一を強化するための計画
 ①席次計画…どんな言語を国家・地域の元として選択するか。
 ②実態計画…決定した言語について、基準となる発音、語彙、文字表記、正書法などを計画する。
 ③普及計画…公用語・国家後とを教育現場などで普及させるための計画。
→考え方は、「ものづくり」と同じですね。
 ①何を作るか
 ②どうやって作るか、必要な材料はどうするか
 ③どうやったら沢山の人に使ってもらえるだろうか。
・簡略化言語
 ・フォリナートーク…母語話者と非母語話者との接触場面で使用
 ・ベビートーク…赤ちゃんに語りかける
 ・ティーチャートーク…母語話者教師が学習者に使う
   *学習者の言語習得を助けるために行われるので、ほかの簡略化言語と違うので、気をつけます。
    ①文法的に正しい文を話す。
    ②未習語は使用しない。(要注意です)
    ③新しい言葉を説明するときには、既に学習した語彙を用いて説明する。(結構難しい)
    ④発話のスピードを一定にする。
    ⑤常に一定の文体を使用する。(例:「です・ます」で話すようにする)(気が抜けない)





(参考図書:日本語教育能力検定試験 合格するための本:アルク出版 他)